Written :
July 7, 2024
Updated :
July 7, 2024

Vol.08 Uniswapを始めるために最初に知っておきたい3つのこと

(本ページはプロモーションを含んでいます)

仮想通貨やDeFiに興味を持ち始めたいけれど、何から始めればいいか迷っている方も多いでしょう。そんなあなたにおすすめしたいのがUniswapです。このブログでは、Uniswapがどんなものか、どうやって収益を得られるのか、そして具体的に始めるための方法をわかりやすく解説します。この記事を読むことで、Uniswapの基本を理解し、自信を持って第一歩を踏み出すことができます。さあ、一緒に新しい金融の世界に飛び込んでみましょう!

この記事を読むと次のようなことが理解できます。

1) DeFiを始めたのでUniswapに挑戦したいが、どんなもの?

2)どんな仕組みで、どのように儲かるの?リスクは?

3)具体的にUniswapを始める方法は?

1)DeFiを始めたのでUniswapに挑戦したいが、どんなもの?

①Uniswapとは?

Uniswapは、ユーザー同士が直接仮想通貨を交換できる分散型取引所(DEX)です。通常の取引所(CEX)と違って、Uniswapでは中央の管理者がいません。これがどういうことかというと、誰かに頼らずに、自分の仮想通貨を自由に管理できるということです。

例えば、BinanceやCoinbaseのような中央集権的取引所(CEX)では、取引所自体があなたの資産を管理し、取引を仲介します。しかし、Uniswapでは、スマートコントラクトというプログラムがその役割を果たし、ユーザー同士が直接取引を行います。

Uniswapは、2018年にHayden Adamsという開発者によって作られました。彼は、誰でも簡単に仮想通貨を取引できる場所を作りたいと考えたのです。初めは小さなプロジェクトでしたが、すぐに多くの人に使われるようになりました。UniswapはDeFi(分散型金融)の重要な一部として成長し続けています。

簡単に言うと、Uniswapは中央の管理者がいない分、より自由でプライバシーを重視したコスト競争力のある仮想通貨の取引場所です。

②なぜ人気なの?

: 運営コストが安い

そもそも、分散型取引所(DEX)は中央集権的取引所(CEX)と比べてコストが安いという利点があります。CEXでは取引手数料や上場手数料が高額になることが多いですが、Uniswapではこれらのコストが抑えられています。そのため、少額の取引でも手数料を気にせずに行うことができます。

: 実績がある

Uniswapは2018年に設立され、安定して運用されている実績があります。DeFiの初期から存在しているため、多くの人々に信頼され、広く利用されています。DeFiLlamaによれば執筆時点の2024年5月時点で預かり金額を示すTVL(Total Value Locked)は$5.5bl、同時点でトヨタの時価総額が$4.0blですので、その信頼度がうかがわれます。これらの実績があることで、新規ユーザーも安心して利用することができます。

: 使いやすい

Uniswapは、ユーザーインターフェースがシンプルで使いやすい点も人気の理由です。初心者でも簡単に使い方を理解でき、スムーズに取引を行うことができます。わかりやすいデザインと直感的な操作性が、多くのユーザーに支持されています。

Uniswapは、このようにしてユーザーに多くのメリットを提供しています。そのため、多くの人々に利用され、人気を集めているのです。

2)どんな仕組みで、どのように儲かるの?リスクは?

①Uniwapの仕組み

Uniswapを理解するために、その仕組みや収益の方法、そしてリスクについて簡単に説明します。

: 自動マーケットメイカー(AMM)とは?

Uniswapでは、取引のために自動マーケットメイカー(AMM)という仕組みが使われています。通常の取引所(CEX)では、売り手と買い手が直接マッチングされる必要がありますが、AMMではその必要がありません。

AMMでは、流動性プールという仕組みを使って取引が行われます。流動性プールは、ユーザーが提供した仮想通貨の集まりで、このプールを使って取引が行われます。ユーザーは、取引したい仮想通貨を流動性プールに預け入れ、代わりに他の仮想通貨を引き出します。

: 流動性プールの仕組み

流動性プールは、ユーザーが提供した仮想通貨の集まりです。例えば、ETHとUSDCのプールがあるとします。このプールには、ユーザーが預けたETHとUSDCが一定の比率で入っています。

取引をしたいユーザーは、このプールにETHを預け入れて、代わりにUSDCを引き出します。このとき、プール内の仮想通貨の量が変わるため、価格も自動的に調整されます。具体的には、ETHの量が増えてUSDCの量が減ると、ETHの価格が下がり、USDCの価格が上がる仕組みです。

Uniswapの場合、これを数式で表すと、「x * y = k」という形になります。xとyはそれぞれの仮想通貨の量、kは一定の値です。この数式により、プール内のバランスが保たれます。

②収益の仕組み

流動性プールを維持するためには、ユーザーが仮想通貨をプールに提供する必要があります。この役割を果たすのが流動性提供者(”Liquidity Provider”=LP)です。LPは、プールに仮想通貨を預け入れることで、取引手数料の一部を報酬として受け取ることができます。

簡単に言いかえるなら、個人がLPという形で銀行になって資金を提供をすることで、交換された通貨の手数料を受け取ることができるというシステムです。従い自分の仮想通貨をプールに預けるだけで取引が行われるたびに手数料の一部を手間をかけずに受け取ることができるのです。

Uniswapでは、取引ごとに手数料が発生し、この手数料が流動性提供者に分配されます。取引量が多いほど、受け取る手数料も増えるため、流動性を提供することで収益を得ることができます。

Uniswapの仕組みは、取引のスムーズさとユーザーの自主性を両立させる優れたシステムです。流動性提供者として参加することで、手数料収入を得ることができ、Uniswapのエコシステムに貢献することができます。

③ リスクと注意点

Uniswapにはいくつかのリスクも存在します。以下にその主要なリスクと注意点を紹介します。

: インパーマネントロス(一時的損失)

流動性を提供すると、トークンの価格が変動したときに損失が出ることがあります。これは考え方は少しややこしいのですが、流動性提供した暗号資産の片方だけが大きく変動してしまうとなにもしなかったほうが結果だけ見ると得をする、と覚えておいてください。これを防ぐためには、価格が安定しているトークンペア(例えばステーブルコインを2つ)を選ぶことが挙げられますが、これではリターンも減ってしまいます。 従い、私自身は同じような成長が見込まれる。BTCとETHのペアで流動性を提供することにしています。詳しくは3)で記載します。

なおインパーマネントロスを、もう少しだけ深く理解したい人はこちらのサイトが分かりやすかったので参考にしてみてください。

: スマートコントラクトのリスク

Uniswapはスマートコントラクトを使っていますが、これがハッキングされる可能性もあります。Uniswapは実績のあるDEXで定期的な監査も実施していますが、100%安全とは言えません。このリスクをマネジするのは他のDEXと併用し分散投資することでしょう。

: 操作ミス

ウォレット (メタマスク)やUniswapの利用は当初は慣れず少し難しいかもしれません。アプリケーションに慣れていないために操作ミスをしてしまったり、 ウォレットのパスワードや秘密鍵をなくしてしまうリスクもあります。最初は少額から始めて、徐々に慣れることをおすすめします。

3)具体的にUniswapを始める方法は?

Uniswapを始めるためには、いくつかの準備が必要です。ここでは、必要なものや基本的な利用方法、そして初心者向けのヒントをわかりやすく説明します。

①必要なものと準備

: 仮想通貨ウォレット

まず、仮想通貨を管理するためのウォレットが必要です。
おすすめのウォレットはMetaMask です。 メタマスクについてはこちらの記事を参照してください。
メタマスクの秘密鍵やパスワードは安全な場所に保管し、絶対に他人に教えないようにしましょう。

: イーサリアム(ETH)

Uniswapはイーサリアムブロックチェーン上で動いているので、取引を行うためにはイーサリアム(ETH)が必要です。取引手数料(ガス代)もETHで支払われます。仮想通貨取引所でETHを購入し、ウォレットに送金しておきましょう。

: インターネット接続

Uniswapはウェブアプリケーションなので、インターネット接続が必要です。信頼できるネットワークを利用しましょう。

②Uniswapの利用法

Uniswapの基本的な利用方法を順を追って説明します。

: Uniswapのサイトにアクセス

ウェブブラウザでUniswapの公式サイト(https://app.uniswap.org)にアクセスします。

: ウォレットを接続

①Uniswapの画面右上にある「Connect Wallet」をクリックし、②使用しているウォレット(MetaMask)を選びます。指示に従ってウォレットを接続します。

③メタマスクが立ち上がるので、ここで次にを選択して 接続を確認します。

: 流動性を提供

①ユニスワップの画面から”Pool”を選び、②流動性を提供するために”+New Position”を選択する。



③交換する通貨を入力する

続いて、以下の画面で説明します。④ペアとなる通貨を入れると、⑤手数料を選ぶことができます。 これは実際にペアとなった通貨の両替がされた場合に私たち(通貨の流動性提供者/LP)がもらえる手数料(=Tier Fee)を示しています。これは実際に通貨を交換する人が支払う手数料と同一です。変動の小さなステーブルコイン同士のペアであれば価格変動によるインパーマネントロスなどのリスクが少ないことから0.05%、私が推奨するビットコインとイーサリアムのペアであれば、相応のリスクを取っていることから0.3%がオススメです。 ビットコインとイーサリアムのペアで0.05%とすると利益率が下がりすぎて収益が出ず、一方で1.0%とするとこの比率で交換されることがなく、これも収益が出ないことが現時点では多いようです。 ⑥ここはイーサリアムとビットコインの価格の比率(この場合は「イーサリアムの価格/ビットコインの価格」)をレンジで入れることになります。このレンジを外れてしまうと手数料が入りませんので、ある程度の幅は必要ですが、逆に広すぎると資金を有効に活用できないため、利益率が悪くなってしまいます。 一つの考え方としては過去1年間の2つの通貨の推移を確認して、これに少し幅を持ってレジを設定することです。(2024年6月の執筆時点では0.4から0.7が推奨です。)このレンジの設定の仕方によって収益率が大きく変わります。⑦実際に投入する資金を決定します。基本的には交換する通貨(ここではビットコインとイーサリアム)を同じ額投入することになりますが、レンジの設定の仕方によって投入できる金額が変わってきます。 どちらかの金額が不足する場合には金額を調整して投入することが必要になります。これですべての準備が完了です。

⑨内容確認して、このボタンを押せばメタマスクが立ち上がりますので、取引を承認すれば無事流動性の提供が完了です。

これで流動性の提供が完了、指定したレンジが外れていないか、みながら後はお金が増えていくのを待つことになります。

③ 初心者向けのヒント

Uniswapを利用する際の初心者向けのヒントを紹介します。

: 小額から始める

最初は少額の取引から始めて、プラットフォームの使い方に慣れることが大切です。これにより、万が一のミスがあっても大きな損失を避けることができます。

: 取引手数料(ガス代)に注意

取引手数料(ガス代)はETHで支払います。ガス代はネットワークの混雑状況によって変動するので、手数料が低い時間帯を狙うとよいでしょう。 ガス代を確認するときは、こちらのサイトは便利です。

今回は1番皆さんが使いやすいイーサリアムのネットワークを使う前提で解説していますが、ガス代を節約したいのであれば、バイナンススマートチェーンや イーサリアムのL2ネットワークであるアービドラムなどをを使うことも 検討していただければ良いかと思います。 バイナンススマートチェーンをを使いたい方はBinanceに口座を開くことをお勧めします。

こちらをクリック

アービトラムは執筆時点(2024年6月)で日本の取引所からの送金はできないようですので、これができるようになった段階で使用するか、ブリッジを使ってアービトラムのネットワークに資金を移動させると良いでしょう。

: インパーマネントロスについて

インパーマネントロスについては、これを完全に回避するには ステーブルコインなど 価格が安定したもので運用することが対応策になります。

ただし、ステーブルコインで運用すると、暗号資産の値上がりのチャンスを失うことになります。
したがい 私個人はビットコインとイーサリアムの組み合わせで運用しています。なぜなら、私の投資スタンスがこの2つの基礎通貨について長期保有をすることであり、この2つの通貨は 今後も長期的に上昇すると予想するためです。2つの通貨について利益確定させることがさせなければインパーマネントロスは実現しませんので、短期のパンであればこのインパーマネントロスを意識する必要はないと考えています。

:手数料とレンジについて

シンプルに記載すると、手数料については、ステーブルコイン同士なら0.05%、ビットコインとイーサリアムのペアなら0.3%をお勧めします。また ビットコインとイーサリアムをペアにする場合、レンジについては過去1年間程度の 2つの通貨の動きを調べて、レンジから外れないように設定することをお勧めします。

レンジから外れてしまうと手数料を得ることができませんので、注意が必要です。レンジが外れた場合は流動性提供を解約して、レンジを設定し直して、もう一度、流動性提供することは可能です。ただし、その際には手数がかかること、インパーマネントロスが実現してしまうことに注意が必要です。 私自身は過去1年の動きを見ながら少し幅を広めに設定し長期的に運用することを心がけています。

まとめ

Uniswapは、分散型取引所(DEX)として、ユーザー同士が直接仮想通貨を交換できる革新的なプラットフォームです。手数料が安く、長い歴史と実績があり、使いやすいインターフェースを提供することで、多くのユーザーに支持されています。Uniswapの仕組みや収益の方法、そしてリスクを理解することで、安心して利用できるようになります。初心者の方でも、必要な準備を整え、基本的な操作を覚えることで、仮想通貨の新しい世界に飛び込むことができます。この記事が、あなたのUniswapデビューの助けになれば幸いです。ぜひ、一歩踏み出して、新しい金融の可能性を体験してみてください。

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