Written :
April 10, 2024
Updated :
December 3, 2024

Vol. 01 ビットコイン投資の本質|その革新性と将来性

はじめに

仮想通貨の世界への一歩を踏み出そうとしている方々の中には、「ビットコインを購入する前に、ビットコインが実際に何であるかを深く理解したい」という思いを持っている人はおられませんか?私もそうでした。

このような疑問は、仮想通貨の旅を始めるにあたり、非常に重要なステップです。ビットコインとは何か、どのように機能するのか、そしてなぜ世界中でその価値が認められているのか。これらの質問に答えることで、何のために自分の貴重なお金を投資するのか、が理解でき、それによって自信を持って次の一歩を踏み出すことができます。

本ブログでは、ビットコインについての基本的な知識から始め、仮想通貨投資を安心してスタートできるように、わかりやすく解説していきます。

この記事を読んでいただくと 次のようなことがわかります。

1) 簡単にいうと、ビットコインって何?

2) ビットコインのすごさとは?

3) ビットコインを買うことの意義は?

私自身は2021年から 仮想通貨の勉強と投資を始め約10,000ドルを投資しました。 現在はDeFiを中心に 運用しており、運用成績はこちらのDeBankからご覧いただけます。

:結論

ビットコインは、もはや投資家だけのものではありません。24時間365日世界中どこへでも送金できる利便性、発行総数が限られた希少性、そして政府や銀行に依存しない独自の価値—。こうした特徴から、ビットコインは次世代の「デジタルゴールド」として世界中で注目を集めています。スマートフォンとインターネットがあれば、少額から簡単に始められるビットコイン投資。あなたも、この新しい金融革命の波に乗ってみませんか?

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1)ビットコインとは何?

ビットコインを一言で表現すると「デジタルゴールド」です。これはビットコインが金(ゴールド)と多くの共通点を持つことから来ています。金は古来から価値の保存手段として世界中で広く認められており、その希少性、分割可能性、持続性が価値を支えています。ビットコインもまた、これらの特性を電子的な形で体現しているため、この比喩が用いられるのです。

特に注目すべきは、ビットコインの「希少性」です。ビットコインの総発行量は2100万BTCと定められており、これ以上増えることはありません。この特性は、従来の法定通貨とは大きく異なります。法定通貨は各国の中央銀行の判断で発行量を増やすことができますが、ビットコインはそのようなインフレーションのリスクがありません。

一方で、金とは異なり電子的な価値保存手段であることから扱いやすい反面、金のように実際の使用用途がないことから、ビットコインに対しては懐疑的な著名人もいます。しかし、この「実物としての用途がない」という点は、むしろデジタル時代における資産としての純粋性を示しているとも言えます。

ビットコインが生まれた当初の主要な目的は、個人間の電子的送金システムを提供することでした。サトシ・ナカモトは、2008年に発表したビットコインのホワイトペーパーで、「ピアツーピア(お友達からお友達への)の電子的現金システム」とビットコインを定義しています。これは、従来の金融機関や政府、第三者の介入なしに、インターネットを介して直接的に価値を送受信できるシステムを意味します。

ビットコインの技術的基盤となっているブロックチェーンは、取引の記録を分散して保管する革新的な方法を提供します。これにより、中央管理者なしでも取引の信頼性と安全性を確保することができます。各取引は暗号技術によって保護され、一度記録された取引は変更や削除が実質的に不可能となっています。実際に海外に送金してみると感じると思いますが、中央集権型の銀行や金融機関の管理が入り、とても手間がかかります。これを回避するために個人間で安全かつ迅速に金銭をやり取りする方法を提供することを目指しました。ビットコインを通じて、送金の際に高額な手数料を支払う必要がなくなり、また国境を越えた送金が容易になりました。

これらを表にまとめると以下の通りになります。

2)ビットコインのすごさとは?

①革新的な送金システム

ビットコインは金融の世界に革命的な送金の仕組みをもたらしました。従来の銀行システムでは、営業時間や休日の制限があり、特に国際送金では高額な手数料と数日の処理時間が必要でした。例えば、海外送金では手数料が送金額の5-10%にも達し、送金完了までに3-5営業日かかることも一般的でした。しかしビットコインは、これらの制約を完全に取り除きました。24時間365日、世界のどこにいても数分で送金が完了し、手数料も従来の金融機関と比べて大幅に抑えられます。この特徴は、特にグローバルなビジネスや、海外で働く人々の送金ニーズに大きな価値をもたらしています。さらに、送金時の中間業者を排除することで、取引の透明性が高まり、送金過程での不正や遅延のリスクも大幅に低減されています。

②通貨発行の民主化

ビットコインは、通貨発行の概念を根本から変革しました。従来の法定通貨では、政府や中央銀行が発行量をコントロールし、時として政治的な影響を受けることもありました。例えば、2008年の金融危機後、多くの国で実施された量的緩和政策は、通貨価値の下落を引き起こしました。対してビットコインは、プログラムによって厳格に発行量が管理され、誰もその仕組みを恣意的に変更することができません。これは、経済学者ハイエクが提唱した「私的通貨」の理想を実現したものと言えます。ビットコインのマイニング(採掘)プロセスは、透明で公平なルールに基づいており、新規発行量は4年ごとに半減するよう設計されています。この予測可能な通貨供給は、通貨の価値安定性に寄与し、長期的な経済計画を立てやすくしています。

③金融の民主化

世界には約17億人もの「アンバンクト」と呼ばれる、銀行口座を持てない人々が存在します。これらの人々は、身分証明書の不足、最低預金額の要件、銀行支店までの距離など、様々な理由で従来の金融システムから排除されてきました。ビットコインは、こうした人々に金融サービスへのアクセスを提供する可能性を秘めています。必要なのはスマートフォンとインターネット接続だけ。これにより、従来は金融システムから除外されていた人々も、グローバルな経済活動に参加できるようになります。これは、金融の真の民主化への大きな一歩となっています。特にアフリカや南米などの発展途上国では、ビットコインが実質的な価値保存手段として機能し始めており、ハイパーインフレに悩む地域での経済活動を支える役割も果たしています。

まとめると以下のようになります。

3)ビットコインを持つ意義とは?

①デジタルゴールドとしての価値

ビットコインの最も重要な特徴の一つは、その希少性にあります。総発行量は2100万BTCと固定されており、これは従来の法定通貨のように無制限に発行できない仕組みとなっています。2140年までに全てのビットコインが発行され、その後は新規発行が完全に停止します。この確定的な供給計画は、金(ゴールド)の希少性に似ていますが、より正確に予測可能です。この特性は、インフレーションに対する有効な防衛手段となり、長期的な価値保存手段としての役割を果たしますデジタルゴールドという呼び名は、まさにこの特性を端的に表現しています。実際、多くの機関投資家や企業が、インフレヘッジとしてビットコインを保有し始めており、その価値保存機能は実践的に証明されつつあります。

②技術革新への参加(暗号資産発展への貢献)

ビットコインへの投資は、単なる資産運用を超えて、技術革新への参加を意味します。2009年に誕生したビットコインは、暗号資産の先駆けとして、ブロックチェーン技術を世界に示し、その後の暗号資産エコシステム全体の発展に大きく貢献してきました。イーサリアムを始めとする多くの暗号資産は、ビットコインが確立した基本的な技術的概念を基礎として構築され、それぞれが独自の進化を遂げています。例えば、イーサリアムはビットコインのブロックチェーン技術を基に、スマートコントラクトという革新的な機能を追加し、DeFi(分散型金融)やNFTなど、新しい金融サービスの基盤を作り出しました。

プログラマブルマネーとしての特性は、従来の金融取引の概念を大きく拡張し、スマートコントラクトやDAO(分散型自律組織)など、新しい組織形態の基盤となっています。

ビットコインが市場で確固たる地位を築き、その価値と信頼性が実証されたことは、他の暗号資産プロジェクトの発展にとって重要な基盤となりました。ビットコインの成功は、暗号資産が単なる実験的な技術ではなく、実用的な価値を持つ資産クラスとして認識されることにつながり、結果として多様な暗号資産プロジェクトへの投資や開発を促進しました。これらの技術革新は、金融取引の効率性と安全性を飛躍的に向上させ、新しいビジネスモデルの創出にも貢献しています。現在、暗号資産エコシステムは、ビットコインを基点として、DeFi、NFT、Web3など、様々な方向に発展を続けており、その可能性は今なお広がり続けています。

③金融の民主化への貢献

ビットコインへの投資は、より自由で開かれた金融システムの構築への参加を意味します。従来の金融システムでは避けられなかった様々な制約、例えば送金限度額の制限、口座凍結のリスク、取引履歴の監視などから解放され、個人が真の意味で自身の資産をコントロールできるようになります。この「自己管理型」の金融システムでは、適切な秘密鍵管理さえ行えば、誰もあなたの資産を凍結したり没収したりすることはできません。これは、単なる投資リターンを超えて、金融の自由化と個人の主権確立に貢献する重要な意義を持っています。特に、政治的不安定性や金融規制が厳しい国々の市民にとって、ビットコインは重要な資産防衛手段となっています。


4)おまけ(制度的な認知の高まり)

2024年1月のビットコインETF承認は、この資産クラスの成熟を示す重要な転換点となりました。これは、SECが長年にわたって慎重な姿勢を示してきたビットコインが、ついに従来の金融システムに正式に統合されたことを意味します。ETFの承認により、年金基金や機関投資家からの大規模な資金流入の道が開かれ、「投機的な暗号資産」から「正統な投資資産」へと進化を遂げています。この制度的認知の高まりは、ビットコインの価値安定性と市場の成熟度を一層高めることが期待されています。さらに、ETFによって、直接ビットコインを保有することに伴う技術的な課題や保管の問題を回避しつつ、ビットコインへの投資が可能になったことで、より多くの個人投資家の参加も期待されています。これは市場の流動性を高め、価格の安定性にも寄与すると考えられています。

まとめ

ビットコインは、私たちの金融生活を大きく変える可能性を秘めた「デジタルゴールド」です。発行総数が2100万BTCに限定されているため、希少価値は今後も高まることが期待されます。従来の銀行送金と比べて圧倒的に安い手数料で、24時間365日、世界中どこへでも送金できる利便性は、すでに多くのユーザーから支持されています。また、政府や中央銀行の影響を受けない独立した通貨システムとして、インフレ対策としても注目を集めています。スマートフォンとインターネットさえあれば、誰でも簡単に始められるのも魅力です。これだけの可能性を持つビットコインへの投資は、少額からでも始めることができます。まずは取引口座を開設して、この革新的な通貨システムを実際に体験してみてはいかがでしょうか。世界中で広がりつつあるビットコインの波に、今こそ乗り出すチャンスかもしれません。

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